2015-01-01から1年間の記事一覧

『ドルフィン・ソングを救え!』〜ドアをノックするのは誰だ?〜

樋口毅宏著『ドルフィン・ソングを救え!』 1989年にタイムスリップしたフリーターの女性が、 憧れのミュージシャン(モチーフはフリッパーズ・ギター)の解散を阻止すべく奔走する――。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――『ドルフィン・ソングを救…

体育祭

電車の車窓から、どこかの学校の校庭が見えた。たくさんの人たちが、校庭に大きな輪を作っている。 その輪の中心で、小さな人影がいくつか、懸命に動き回っていた。どうやら体育祭のようだ。(体育祭かぁ……懐かしいなぁ体育祭。……あれ、体育祭? 何やったっ…

気がつけば12月。 もう今年が終わろうとしています。色んなことをやり残しているので、 できれば終わって欲しくはないのですが、まず皆様にお伝えしなければならないことがあります。それは『石はどうなった?』ご存知のない方も多いと思いますのでお伝え…

バック・トゥ・ザ・未来

バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2にて、空飛ぶデロリアンがマーティとドク、 そして恋人のジェニファーを乗せて飛んでいった未来。デロリアン内部の操作盤に表示された日付は、『2015年10月21日』つまり今日だ。 映画の中では、車もスケートボードも空を…

彼方からお知らせ

賽助という小説家がいて、これがまた酷い男である。どれほど酷いのか、枚挙に暇がないので割愛するが、 10月25日の日曜日、彼は墨田区のとあるホールで和太鼓を演奏することになっている。町の小さなイベントで、1階ではおでんとか綿あめとかが売られて…

彼方のはなし

賽助という小説家がいて、これがまあたいそう酷い男である。どれほど酷い男なのか、その逸話は枚挙に暇が無く、 まだ一冊しか出していないのに小説家を名乗る辺り、 なかなか図太い男であることは理解出来るのだが、 それにしても酷い男なのだ。例えば彼は先…

彼方のはなし

賽助という小説家がいて、これがまあたいそう酷い男である。どれほど酷い男なのか、その逸話は枚挙に暇が無く、 まだ一冊しか出していないのに小説家を名乗る辺り、 なかなか図太い男であることは理解出来るのだが、 それにしても酷い男なのだ。例えば彼は先…

東京ゲームショウ

ゲームの祭典、東京ゲームショウ2015に参加してきました。 『人喰いの大鷲トリコ』がちゃんと出るみたいで、本当に良かったです。 早く遊びたいです。 『逆転裁判』も新作が出るようなので、こちらもとても楽しみです。 Logicoolブースに行ったらアニー…

色紙

本屋さんに置かれる予定のサイン付きPOPを書かせて貰えることになった。担当から渡されたのは、25店舗分のリストと25枚の色紙。恐ろしいことに、一枚の失敗も許されないという状態だ。(担当は恐らく、私を試そうそしているのだな) (よかろう、色紙2…

はるなつふゆと七福神

いよいよ、今月8月27日に、僕が書いた小説が発売されることになりました。同時に受賞されたほかの方々から遅れること数ヶ月。 これは偏に、僕が加筆・修正作業を延々とやっていたせいであり、 担当の方に「もうちょっとでできますから」を何度も繰り返し…

ある告白

気が付けば前回の日記から、三ヶ月ほど放置していたことになる。その間、ロシアに行ったり、新しい職に就いたりと色々な事があったのだが、 その一切を文字として残さなかった。それは何故か。 怖かったからだ。 僕も一応、今夏辺りに本を出版する身であり、…

いとしいしと

先日、ひょんな事が切欠で、ひょんな人と出会った。その人は、僕が作家になる前(厳密に言えば、僕はまだ本を1冊もこの世に排出していないので作家と呼べるか怪しい。 更に言えば、1冊出したとて作家と呼ばれるかどうかは怪しい)、コントに手を出していた時…

ピコピコ少年。

ぶらりと本屋に寄ったら、「ピコピコ少年」なる漫画が陳列してあった。 ピコピコ少年、ピコピコ少年TURBO、ピコピコ少年SUPERと三冊並んでいる。(なかなか郷愁を誘うカバーイラストだぞ。そしてこのTURBOの文字、これはストリートファイターのアレじゃない…

2014年に観た映画の覚書

昨年も100本を超え、104本の映画を鑑賞出来た。 楽しい映画体験を、今年も出来ればよいと思うのだ。