気がつけば12月。
もう今年が終わろうとしています。

色んなことをやり残しているので、
できれば終わって欲しくはないのですが、

まず皆様にお伝えしなければならないことがあります。

それは

『石はどうなった?』

ご存知のない方も多いと思いますのでお伝えしておきますと、
僕は先月、『結石』なるものを体内に宿しまして、
結果、救急車で運ばれるという一大イベントにまで発展しました。

これがパチンコであったならば、
この『結石リーチ』における『救急車緊急搬送』への発展は信頼度も高く、
出玉も相当なものが期待出来たでしょう。
(※その後、救急隊員が搬入先を決めるイベント有り。ここで決まらなければ即時終了)

まあ、結果パチンコではないので、玉も出なければ石も出ないんですが。
(おまけにパチンコについて殆ど知識がありません)


この『石』、僕の家系にはかなり馴染みのある病気らしく、
我が父は『結石』を患い幾度となく『救急車緊急搬送』へ発展させています。

僕はそれで「我は”石の一族”である」と自嘲していたのですが、
なんと実は我が兄も『石』が、しかも頰だか何だかに出来たとのことで恐らく唾石、

どうやら本当に”石の一族”であったのかも知れません。
あるいは、僕らの血には”石の呪い”が掛けられているのかも……。

例えば父が幼少の頃、村外れにある道祖神に立ち小便を引っ掛けたとか。
隣村に住んでいた商家の娘 石子(いしこ)を見染め良い仲になったはいいが、
裕福な家の娘 石子には見合いの話が舞い込んでおり、身を引こうとしている石子に
「次の祭りの日、迎えに行く。一緒に村を出て遠い所に逃げよう」と約束したは良いものの、
当日、父はすっかり忘れて”道祖神の前に置かれたお饅頭巡り”をしており、
忘れ去られてお嫁に行った石子と饅頭を盗られた道祖神の呪いである……とか、

色んな理由が考えられます。父最悪だな!


そんな経緯で僕の体に出来た『石』。
この石が出た記憶がないので、おそらくまだ僕の体内にある筈なのです。

先日病院を訪ねた所、レントゲンでは見えないと言われました。
CT検査はあまりやらない方が良いとの判断で、
しかしエコー検査をするにはその日僕に時間が無く、
「無い筈はないんだがなぁ」と担当医は申しており、

「もうしばらく様子を見て、年末に検査しましょう」とのこと。

果たして僕の体の中に『石』が有るのか無いのか。
答えが今年中に出ると良いのですが。

石と共に年を越す可能性も、否定出来無くなってまいりました。

結石が出なかった際、衝撃波で石を壊す手術のことを
『体外衝撃波結石破砕術』と言うらしいですが、
なんか超格好良いですね。

石の一族だけが使える技か、はたまた、石の一族を滅ぼす技か。
僕にはまだ、分かりません。


皆様も”石の一族”にならぬよう、村の道祖神に悪さはしないように。